<Header>
<Author: 韋應物>
<Title: 聞鴈>
<Format: 格式不明>
<Year: 1965>
<BookName: 精選唐詩鑑賞>
<Translator: 內田泉之助>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 雁を聞く>
<BookPage: 62>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
故園眇何處，
歸思方悠哉。
淮南秋雨夜，
高齋聞鴈來。
<End Poem>
<Translation>
なつかしい故郷はいずこかと望めど、はるかに隔たりて見えわかず、歸りたいと思う心は切にして、はしても知らぬのに、ましてこの淮南の地で秋雨のわびしくふりそそぐ夜、わが住む官邸の高樓に雁の鳴き渡るを聞けば、ますます思郷の情にたえぬ。
<End Translation>
<Formatted Translation>
なつかしい故郷はいずこかと望めど、はるかに隔たりて見えわかず。
歸りたいと思う心は切にして、はしても知らぬのに。
ましてこの淮南の地で秋雨のわびしくふりそそぐ夜、
わが住む官邸の高樓に雁の鳴き渡るを聞けば、ますます思郷の情にたえぬ。
<End Formatted Translation>